筋ごとにトリガーポイントの場所は決まっているが、そこに拘らなくてもよい。
トリガーポイントの出現しやすい場所の傾向としては、
これらの付近の索状硬結を探していく。
索状硬結上の圧痛部位を圧迫したとき、症状の再現があるか確認する。
痛みがいつも感じているものに近いかどうか判断するのは患者本人であり、よくわからなければ、とりあえず治療してみるのも一つ。
圧迫のポイントは、硬結に対して、垂直方向ではなく、斜め方向からの圧迫をする方が症状の再現が起こりやすい。
指全体で押すよりも、指の一部で圧迫する方がトリガーポイントを押圧しやすい。
指先に細かい石または米粒がついていて、それを押すイメージ。
どの程度の圧の強さ(深さ)で症状が再現するか確認する。
圧痛が強いほど筋筋膜の緊張が強い。